今日の季語

2015.1.9(金)

♪寒の内♪  かんのうち

小寒から大寒を経て、立春までの30日を指し、一年で最も寒い時期です。
北海道・東北地方の方言「しばれる」の表す寒さには、氷点下で太い氷柱(つらら)が何本も下がっている光景が目に浮かびます。

「寒稽古」「寒泳」「寒行」など、激しく鍛錬して心身ともに鍛え抜く伝統もあります。
寒の入から9日目を「寒九」と呼び、「寒九の雨」は豊作の予兆といわれました。
また、冷え込みの厳しい「寒九」に汲んだ水は清らかで風邪の予防やお腹の薬になるとされ、大切に汲み置いて飲み、寒仕込みの酒にも使われました。
「凍豆腐造る」(しみとうふつくる)や「蒟蒻凍らす」「索麺干す」(そうめんほす)など、厳しい寒さで食べ物を作る情景も暮しの中から生れた冬の季語です。

まだまだ寒さはこれからが本番です。
インフルエンザか大流行を始めますね!
しっかり栄養を摂って暖かくしてお過ごし下さいね。

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茶道裏千家 池田宗恵

茶道裏千家 池田宗恵

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