今日の季語

♪鳥曇♪  とりぐもり

雁や鴨など、秋から冬にかけて訪れ日本で越冬した鳥が、繁殖のために北国へ帰る頃の曇りがちの空の様子。
この頃、日本付近は低気圧と高気圧が交互に通過するために雲や風が発生します。
鳥たちが海を通過するために利用する風を『鳥風』と言います。
群れをなして旅立つ時の羽ばたきの音の事で、風のように聞こえるからと言う説もあります。
また、鳥の姿が小さくなって雲居に消える事を『鳥雲に入る』といいます。
桜の咲く頃の、なま暖かく曇りがちな天候は『花曇り』と呼びますが、頭がほんやりして物憂い気分が漂います。
季節も天候も似ていますが『鳥曇』には去りゆく鳥への感慨がこもっています。

長く一緒にいました樹里ちゃん、明日の朝、帰ります。
寂しくなります (;_;)

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茶道裏千家 池田宗恵

茶道裏千家 池田宗恵

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