2015.4.30(木)
♪茶摘♪ ちゃつみ
お茶の新芽を摘むことをいいます。
産地によって違いはありますが、東海地方では八十八夜前後の4月中旬から5月下旬に行われ、以降一ヶ月以上の間隔をあけて摘みます。
摘み初めから半月ほどの間に摘んだやわらかい茶葉を最高級の一番茶と呼び、続いで二番茶、三番茶・・・・・と摘みます。
『夏も近づく八十八夜』で始まるなじみの深い歌の通り、一番茶を摘む八十八夜前後が、茶摘みの最盛期で、この晩春のじきの季語と、されています。
歌詞の由来といわれている京都の宇治田原町では、かつての茶摘女と呼ばれる女性たちが、歌詞の通り、茜のたすきで茶摘みをしました。
素手の作業は怪我をしやすいため、染料の茜の成分を、止血剤として活用し、作業を続けたそうです。
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