2015.5.18(月)
♪卯波♪ うなみ
野山や川辺、垣根などで、真っ白い小花をたくさんつける卯木(うつぎ)の花は、卯の花とも呼ばれ親しまれている花です。
卯月といえば、陰暦4月の異称ですが、卯の花が咲くのは陽暦では5月頃です。
穏やかな日も多いのですが、春から夏への変わり目なので、時折天候が崩れて胸がざわつくような日もあります。
そんな時、強い風に吹かれて海や川が波立つその白さを卯の花になぞらえた、印象深い表現です。
一説には、風に吹かれ波立つ白い波に見える卯の花の意ともいわれますが、一般的には、卯月の頃の白い波と解されています。
卯の花と天候が結びついた季語の『卯花腐し』(うのはなくだし)は、卯の花を散らして降る雨のことです。
今日は雨になりましね〜
そろそろ梅雨入りも気になりますね!!
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