教室の様子

炉の季節も終わりに近づく3月になると気候も暖かくなってくる時期です。炉を深くして少しの火で湯が沸くように小釜で釣釜にします。
通常、釜は炉の中に設置した五徳の上に乗せられていますが、釣釜では五徳を取り除き、天井に打たれた蛭釘(ひるくぎ)から釜を釣り下げて使用します。

釣釜には、雲龍、車軸、鶴首といった細長い小さめの釜が好まれます。
五徳に据え置いた釜と違って釣り下げている釜なので、点前中もゆらゆらと揺れて柄杓の扱いでは心もとない感もありますが、これがかげろうや風といった春の風情を表しており楽しいともいわれています。

日本の文化「おもてなしの作法」をはじめての方にも気軽に味わってほしい。
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茶道裏千家 池田宗恵

茶道裏千家 池田宗恵

宇部市西岐波大沢で茶道教室を営んでおります。 お茶の楽しみ方、おもてなしの作法など、茶道裏千家 池田宗恵 茶道教室はどなたでもご参加いただけます。

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