2019.8.12(月)
お盆にご先祖様が帰ってくる前に仏壇に盆棚(精霊棚)を用意したうえで、そこにご先祖様があの世とこの世とを往復する際に使うとされる乗り物を飾ります。
それが精霊馬(キュウリの馬とナスの牛)と呼ばれる飾りで、具体的にはキュウリやナスに、手足としてつまようじや割り箸をつける形で作るというものです。
精霊馬の意味は地域によってさまざまで、キュウリの馬はご先祖様ご自身が乗るためのもの、ナスの牛はあの世に帰る際にお土産をたくさん載せるためのものとしている地域もあります。
また、別の地域で考えられているのは、キュウリの馬をご先祖様が早くこの世に帰って来れるようにするためのもの、ナスの牛をあの世へゆっくり帰るためのものというものです。
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