2018.10.18(木)
やっと観る事が出来ました。
雨の日は雨を聞き、雪の日は雪を見て、夏には夏の暑さを感じ、冬には身の切れる寒さを五感を使って全身でその瞬間を味わう。
武田先生のおっしゃった一言が深く心に刺さった
「さぁ、気持ちを切り替えるのよ、今、目の前にある事をしなさい。今に気持ちを集中するの」
会いたいと思ったら会わなければならない。
好きな人がいたら好きだと言わなければいけない。
花が咲いたら祝おう。
恋をしたら溺れよう。
嬉しかったら分かち合おう。
幸せな時はその幸せを抱きしめて百パーセントかみしめる。
それが多分人間に出来る、あらんかぎりの事なのだ。
作者の森下さんは、一期一会とはそういうことだと、10年以上を経てそのように捉えていらっしゃる。
武田先生は森下さんのお茶の師匠であり映画に出て来る武田先生役を樹木希林さんが演じている。
希林さんの演じる武田先生、まるで一期一会を全身で体現なった様に感じる。
茶道とは生き方なのだ。
極めるほどに奥深く楽しいだけではない道程、だからこそもっともっと深く知りたい。
「日々之好日」どんな日でも毎日は新鮮で最高に良い日
お茶に出逢えて本当にしあわせだと感じました。
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