2015.1.1(木)
♪初明り♪ はつあかり
元旦の 明け方の空。
「初東雲(はつしののめ)」が、茜に染まることを「初茜(はつあかね)」。
そして、ほのぼのと差してくる日の出前の光を「初明り」といいます。
元旦の空は「初空」で、「初御空(はつみそら)」ということもあります。
晴れれば五穀豊穣の兆しである「初晴(はつばれ)」、雨や雪になっても、めでたい新年に天から降り、豊作を約束する「御降(おさがり)」と呼んで喜びました。
いにしえからの営みの中で磨かれた暦の節目の中で新しい年を迎える元旦は、ことのほか大切な日。
すべてをありがたく受け入れて感謝し、寿ぐ心こそ幸多き年を招く心構えでしょうか。
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