今日の季語

2015.4.27（月）

♪春愁♪　　　しゅんしゅう

花が咲き、小鳥が囀り、心はずむ春なのに、なんとなく気持ちがふさいで、物思いにふけることをいいます。
それは憂鬱と言うほどではなく、わけもなくふと感じる憂愁の気分です。
春の物思いが『春愁』とすると、秋の物思いを表現する季語は『秋思』といいます。
秋の憂いは木々が落葉し草木が枯れる季節からみても、物憂い理由がわかりやすいのですが、春の憂いは何だかつかみどころがないですね。
また、『春愁』は女性に、『秋思』は男性に用いられてきましたが、最近はそういった男女の区別がなくなってきたようです。　

季節の変わりめはなんとなく、気持ちがウキウキしたり、かと思うとアンニュイな気分になったり❢
淋しくなったり、ちょっとだけ不安になったりした時は遠慮なく、お茶とお菓子を頂きにお立ち寄り下さい♡