今日の季語

2015.5.11(木)

♪薫風♪ くんぷう

青葉を渡る風に、青々とした色やかぐわしい香りを運んで吹いているような心地よさを感じる言葉です。
手紙の書き出しにも『薫風る五月』と用いられ、親しまれきました。
樹木からは、フィトンチッドという芳香成分が発散され、ストレスの軽減に役立つ事がわかっています。
緑の豊かな場所で森林浴をすると、心が安らぎます。
ただ、人々は研究によって解明されるずっと以前から、経験によって緑の持つ癒やしを知っていました。
『薫風』という言葉からも、香りだけでなく、目にしみるような葉の青さや、匂うような初夏の風のさわやかさが伝わってきます。

五感を呼び覚ますようなすてきな季語ですね♬

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茶道裏千家 池田宗恵

茶道裏千家 池田宗恵

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