教室の様子

今日の菓子の銘は何だと思いますか?

淡い桃色をしたちょっと変わった形ですね~
お菓子屋さんのウインドウで見た瞬間、『なんて素敵なのでしょう』うっとり致しました。

銘 佐保姫  山口市 涼の里製

佐保姫
佐保姫(さほひめ)は春の女神。
元は佐保山の神霊であり、948年の『陽成院一宮姫君歌合』では秋の歌に登場している。『記紀』における狭穂姫(沙本毘売)とは同名であることから混同される事があるが無関係です。
五行説では春は東の方角にあたり、平城京の東に佐保山(現在の奈良県法華寺町法華町)があるためにそこに宿る神霊佐保姫を春の女神と呼ぶようになりました。
白く柔らかな春霞の衣をまとう若々しい女性と考えられていて春の季語で和菓子の名前にも用いられてます。
竜田山の神霊で秋の女神竜田姫と対を成す女神。
竜田姫が裁縫や染めものを得意とする神であるため、対となる佐保姫も染めものや機織を司る女神と位置づけられ古くから信仰を集めています。
古来その絶景で名高い竜田山の紅葉は竜田姫が染め、佐保山を取り巻く薄衣のような春霞は佐保姫が織り出すものと和歌に歌われます。

日本の文化「おもてなしの作法」をはじめての方にも気軽に味わってほしい。
まずは体験してみませんか?

茶道裏千家 池田宗恵

茶道裏千家 池田宗恵

宇部市西岐波大沢で茶道教室を営んでおります。 お茶の楽しみ方、おもてなしの作法など、茶道裏千家 池田宗恵 茶道教室はどなたでもご参加いただけます。

関連記事

おすすめ記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP
CLOSE